国内旅行にこだわる旅行通の言い分

私の知り合いは旅行好きな人が多いです。ここであえて友人としなかったのは、インスタグラムで目にしてしまう彼らの自己承認欲求に、半ば疲れているからかもしれません。その中でも極端に日本から出たがらないグループと、旅行と言えば海外旅行でしょ!というグループが存在していることに気付きます。 特に国内旅行にこだわる側の言い分として「日本にもまだまだこんなに素敵な場所があるのに」だとか「海外に行く人って日本の良さを全部分かってるのかな」など、時間を費やしさえすれば日本の良さをすべて把握出来るように聞こえます。また私が海外へしばらく移住することになった際も、「日本でよくない?」と言われた事を鮮明に覚えています。そういう人達は、往々にして一度も日本から出た事が無い人達です。

 

海外旅行にこだわる旅行通の言い分

一方で海外志向の方が「時間や体力がある若いうちに海外」や「新しい文化に、世界中の人々に触れ合いたい」と言っているのをよく耳にします。前者の言い分は最もで、年を重ねるにつれて海外へ旅行することは難しくなりますよね。しかし後者のように、海外旅行で現地の文化や人々に触れ合えるという考えには、私は少し懐疑的です。もちろん世界遺産に心をうたれることもありますが、旅行者がその文的背景を理解し感動するようなことは、(少なくとも「インスタ映え」を目的とする私の周りの知り合いには)まれです。そして実体験から言える事は、現地の人々の懐に深く入って行けるのは、その人々の言語を理解し長く時間をかけた人だけではないでしょうか。 国内であれ海外であれ、写真を撮って分かったつもりになるのではなく、自分のお気に入りの場所には時間をかけてみてはいかがでしょうか。